グローバルで成功するプロの仕事術
グローバルで成功するプロの仕事術
出版社:祥伝社
発売日:2007-09-06
レビュー評価の平均:(4.5)
さらにアイテムの詳細&口コミを見る
レビュー評価:(5)
べリングポイント株式会社の現代表取締役、内田士郎氏の米国勤務経験に基づいて書かれた本書は、現代のグローバル化するビジネス環境で働く私たちにいくつかの問いかけを投げかけてくれる。
私のこころに響いたのは、内田氏がどんな環境に置かれても最終的にはインテグリティ(誠実さ)に重きをおいてビジネスを展開されてきたこと。
いかに価値観がぶつかっても最後は人間同士。きっと著者がいわれるインテグリティ(誠実さ)が世界のどのビジネス環境でも重要になってくると信じたい。
ノンネイティブから米国で通用するビジネスプロフェッショナルへ。
米国で通用するビジネスマンになりたい社会人はもちろん、グローバル化の本当の意味を
考えたいひとにも米国ビジネス環境を通して考える題材を与えてくれる本である。
レビュー評価:(4)
著者の内田さんは早稲田の政経を卒業していますが、学生時代に露天商ビジネスにハマッていたおかげで成績がボロボロでした。
そのまま希望にそわない就職をしても長続きしないだろうと、内田さんは起死回生の大バクチに出ます。それは、難関の公認会計士試験を受験することでした。
卒業後2年で二次試験合格を勝ち取った内田さんは、合格発表を見たその足で外資系会計事務所の面接をうけて採用されます。
会社員となってからの内田さんは、全力で仕事に取り組む生活を続け、アメリカへの転勤、華々しいヘッドハンティングを経て、13年ぶりに日本へ帰国。
現在は、ベリングポイント社という外資系会計士事務所の日本法人社長を務めておられます。
本書で内田さんは、自身の仕事経験を基に読者に向かってアドバイスをしていますが、やはり一番の魅力は、全力疾走してきた著者の記録そのものです。
内田さんの座右の銘は、「至誠天に通ず」。
ギブ・アンド・テイクではなく、ギブ・アンド・ギブで相手に尽くし抜く。自分にできる精一杯の正しいことをやるように心がけていれば、必ずお客様に通じる。
そう信じているのです。
時には、お客様の理不尽な要求に「ノー」ということも恐れません。コンサルタント料金を値切られたとき「サービスは値切ればその分、質が落ちます」と堂々と言い切る姿がカッコイイ!
また、効率や段取りよりも重視しているのが、諦めずに最後まで集中してやり遂げることです。他人の倍かかってもいい、という指針がエリートビジネスマンから聞けるとは思っていませんでした。
グイグイと自分の仕事術を披露したあと、内田さんは急にトーンを落として、学生時代の思い出を語りはじめました。「会計士をめざしたほんとうの理由」に、ちょっとだけジーンときました。
もっと熱くなれ!
著者のパワーが伝わってくる一書でした。
さらにアイテムの詳細&口コミを見る
出版社:祥伝社
発売日:2007-09-06
レビュー評価の平均:(4.5)
さらにアイテムの詳細&口コミを見る
レビュー評価:(5)
べリングポイント株式会社の現代表取締役、内田士郎氏の米国勤務経験に基づいて書かれた本書は、現代のグローバル化するビジネス環境で働く私たちにいくつかの問いかけを投げかけてくれる。
私のこころに響いたのは、内田氏がどんな環境に置かれても最終的にはインテグリティ(誠実さ)に重きをおいてビジネスを展開されてきたこと。
いかに価値観がぶつかっても最後は人間同士。きっと著者がいわれるインテグリティ(誠実さ)が世界のどのビジネス環境でも重要になってくると信じたい。
ノンネイティブから米国で通用するビジネスプロフェッショナルへ。
米国で通用するビジネスマンになりたい社会人はもちろん、グローバル化の本当の意味を
考えたいひとにも米国ビジネス環境を通して考える題材を与えてくれる本である。
レビュー評価:(4)
著者の内田さんは早稲田の政経を卒業していますが、学生時代に露天商ビジネスにハマッていたおかげで成績がボロボロでした。
そのまま希望にそわない就職をしても長続きしないだろうと、内田さんは起死回生の大バクチに出ます。それは、難関の公認会計士試験を受験することでした。
卒業後2年で二次試験合格を勝ち取った内田さんは、合格発表を見たその足で外資系会計事務所の面接をうけて採用されます。
会社員となってからの内田さんは、全力で仕事に取り組む生活を続け、アメリカへの転勤、華々しいヘッドハンティングを経て、13年ぶりに日本へ帰国。
現在は、ベリングポイント社という外資系会計士事務所の日本法人社長を務めておられます。
本書で内田さんは、自身の仕事経験を基に読者に向かってアドバイスをしていますが、やはり一番の魅力は、全力疾走してきた著者の記録そのものです。
内田さんの座右の銘は、「至誠天に通ず」。
ギブ・アンド・テイクではなく、ギブ・アンド・ギブで相手に尽くし抜く。自分にできる精一杯の正しいことをやるように心がけていれば、必ずお客様に通じる。
そう信じているのです。
時には、お客様の理不尽な要求に「ノー」ということも恐れません。コンサルタント料金を値切られたとき「サービスは値切ればその分、質が落ちます」と堂々と言い切る姿がカッコイイ!
また、効率や段取りよりも重視しているのが、諦めずに最後まで集中してやり遂げることです。他人の倍かかってもいい、という指針がエリートビジネスマンから聞けるとは思っていませんでした。
グイグイと自分の仕事術を披露したあと、内田さんは急にトーンを落として、学生時代の思い出を語りはじめました。「会計士をめざしたほんとうの理由」に、ちょっとだけジーンときました。
もっと熱くなれ!
著者のパワーが伝わってくる一書でした。
さらにアイテムの詳細&口コミを見る